「第10期全国政治協商会議の代表には、国有企業の責任者が増えただけでなく、非国有経済の代表もこれまでの大会より著しく増えた」、この全国政治協商会議弁公庁の責任者の短い言葉から、第10期政治協商会議の大きな変化をうかがい知ることができる。非国有経済に従事する人々は、わが国の政治舞台でますます活躍し、中国の特色のある社会主義事業の建設においてますます重要な役割を果たすようになっている。
今回の大会では、民営ハイテク企業の創立者と技術者、外資企業に従事している管理者と技術者、民営企業の社長、仲介機構の職員、自由業など非国有経済に従事している代表たちが、とくに人目を引いた。
非国有経済の代表たちは、大体工商連合会に所属しているが、経済界、中国民主建国会、全国青年連合会、農業、医療などの分野の代表もいる。
今回の大会では、弁護士と会計士が初めて全国政治協商会議代表に選出された。外資企業の管理職の人々、たとえば、モトローラの次席取締役サイ国雄氏、上海ペプシコーラの陳秋芳社長らも初めて代表として全国政治協商会議に出席することになっている。
今回の代表陣は、幅広い社会層を代表しており、愛国統一戦線の拡大、政治協商制度の新たな発展にとって望ましい組織的な基盤ができたことを示している。
「チャイナネット」2003年3月4日