両会開放の4つの新ポイント
発信時間: 2008-03-03 | チャイナネット

記者へのサービスを強化

今年は両会プレスセンターの記者へのサービスも多くの面で強化された。これまでのようにネット上の「プレスセンター」に大会の日程・議事日程・関連通達・関連事項を掲載するほか、初めて取材の申込みと連絡の全過程にネットワークシステムを採用、ラジオ・テレビ信号と写真を無料で提供し、取材に要する時間と費用を大幅に節約した。さらに政協の「会議プレスセンター」は取材における記者の問題に答えるため「記者郵便箱」をホームページに設置、会議開催地の報道担当連絡員の名簿と連絡方法を掲載した。これまでに国内外の記者多数が両会プレスセンターに取材を申し込んでおり、さらに多くの代表・委員が記者の質問に答え、メディアに出ることが見込まれる。

ネットとケータイを活用

今年の両会でも、インターネットは「民意の直行便」の役割を果たす。人民日報と人民網は両会を前に、医療改革案、物価上昇、行政実績審査、公民の秩序ある政治参画の拡大、所得分配、食品と薬品の安全、反腐敗・廉潔提唱、教育の公平性、エコ五輪、社会保険・高齢者扶助といった人々の関心の高い10のテーマについてネット上で調査を実施した。3月2日までに10万人以上が投票に参加し、1万5000件余りのメッセージが寄せられた。

新華社と中国移動が提供する「両会ケータイニュース」は、携帯電話のユーザーが両会のホットトピックや人々の関心の高い問題について討論できる、インタラクティブ機能も用意。2月29日のテスト当日には1万件以上のメッセージが寄せられた。

政協会議もこれまで通りインターネット上に100件余りの提案の全文を掲載、さらにコンテンツを拡充した。

インターネットやショートメッセージなどの通信手段は、一般庶民と両会との距離を大幅に縮め、国の大方針と庶民の衣食住・交通手段の問題との結びつきをさらに緊密化した。両会への市民の関心をさらに高めることも間違いない。

「人民網日本語版」2008年3月3日

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