温家宝総理はフィリピン・セブで14日、日本の安倍晋三首相と会談した。両首脳は、中日関係の改善・発展の流れをさらに打ち固め、各分野の協力を強化するために、引き続き努力する意向をともに表明。▽ハイレベル訪問と戦略対話の強化▽経済・貿易対話制度の整備▽エネルギー・環境保護・金融・ハイテク分野の協力拡大▽「中日韓投資協定」締結交渉の早期開始▽防衛交流の緊密化▽文化・青少年交流の拡大▽東中国海問題に関する協議の加速――を年内に実現することで合意した。また、安倍首相が温総理に今年春の訪日を再び要請すると、温総理は謝意を表し、これを受け入れた。両首脳は、朝鮮半島の核問題についても意見を交換した。
「人民網日本語版」2007年1月15日