李肇星外交部長は25日午後、第7回「中日戦略対話(総合政策対話)」のため訪中した日本の谷内正太郎外務次官らと会談した。
李部長は「今年は中日国交正常化35周年にあたり、温家宝総理が4月に日本を公式訪問するなど、中日関係は重要な発展のチャンスを迎えている。双方は共に努力し、訪問の円満な成功を確保し、中日関係の長期にわたる健全で安定した発展を促すべきだ」と強調。その上で「今年は政治的に非常に敏感な年でもある。中日間の3件の政治文書の原則を恪守し、敏感な問題を適切に処理し、両国関係の改善と発展の流れを揺るぎないものにすることが極めて重要だ」と指摘した。
第7回「中日戦略対話」は25~27日に北京で開催される。中国側は戴秉国外交副部長、日本側は谷内外務次官が代表を務め、中日関係を始めとする共通関心事について意見を交換する。
「人民網日本語版」2007年1月26日