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「7・5」事件から1カ月 新疆の観光業徐々に回復
発信時間: 2009-08-07 | チャイナネット

7月5日の暴力事件から1カ月が過ぎた新疆維吾爾(ウイグル)自治区の烏魯木斉(ウルムチ)では、打撃を受けた観光業が徐々に回復の兆しをみせ、世界各国から旅行客が再び新疆に足を運び始めている。

北京錦江国際旅行社は5日午後、英国とニュージーランドのツアー客6人を出迎えた。6人はマイクロバスとジープを運転して、新疆・霍爾果斯(コルガス)の入国管理局から入国し1カ月にわたり中国を旅して回る。ウルムチでの事件後、ヨーロッパ人観光客が新疆をマイカーで旅するのは初めて。

コルガス入国管理局の職員によると、このグループは入国後、「塞外の江南」と称される新疆・伊寧市をはじめ、新疆で最も標高が高く、最も大きいとされる高山の冷水湖「賽里木(サリム)湖」、「クコの里」精河、「オアシスの新興都市」石河子に向かう。さらに歴史と文化の都市・吐魯番(トルファン)、「新疆の東大門」といわれる哈密(ハミ)を回った後、中国の甘粛、寧夏、青海、陝西、四川、雲南など各地を巡り、9月4日に雲南のモーハン出入国管理局から出国する予定。

この日、他にもドイツやオーストリア、ポーランドなどのツアー客からなる2組の団体ツアーがコルガス入国管理局から入国し、徒歩で新疆の伊犁(イリ)やウルムチ、カシュガルなどの観光地を旅して回るという。

「人民網日本語版」2009年8月7日

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