「新中日友好21世紀委員会」の第2回会合が19日、日本・東京で開かれた。中国からは元中国共産党中央党校の鄭必堅副校長が、日本からは富士ゼロックスの小林陽太郎会長がそれぞれ両国の首席委員として会議に出席した。
双方の委員は、現在の中日関係の状況を結び付け、両国関係の健全かつ安定的な発展をいかに推し進めるかについて、率直かつ踏み込んだ意見交換を行った。双方は、「中日共同声明」など中日間の3つの政治文書の順守を基礎に、「歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう」の精神に基づき、両国各領域における交流と協力を積極的に推し進め、友好・協力・互恵・利益共有による中日関係の構築に努力するとの意見で一致した。
現在外国を訪問中である日本の小泉純一郎首相は会議に対し、「日中関係は二国間関係であるだけでなく、東アジアおよび世界に対して重要な貢献を行う関係でもあり、日中友好協力関係の重要性を深く知らなくてはならない」とのメッセージを送った。小泉首相は、双方の委員が大局から出発し、21世紀の日中友好関係のさらなる発展のために積極的な対話を行うよう望むとの希望を示した。
「人民網日本語版」2004年9月20日