オランダのハーグで開かれている第7回中国と欧州連合(EU)の首脳会議に出席した温家宝総理は7日、欧州委員会のバロゾ委員長と会見した際、「中国とEUの関係は開放的なもので第三者に向けることではなく、大国関係の安定と協力にプラスとなる」と話した。
温家宝総理は、「中国とEUが戦略的な見地に立って、長い目で双方の関係をみ、チャンスを見逃さず絶えず前進みしていくことを期待している」と示した。
これに対し、ドゥランバロゾ委員長は、「EU諸国は全力をあげて、中国との全面的な戦略パートナーシップの発展を支持しており、ここ数年双方の各分野における協力で収めた成果を重要視している。今期の欧州委員会は中国と共に努力して、EUと中国の友好関係を引き続き推進していく」との考えを示した。
「CRI」より2004/12/09