外交部の孔泉報道官は18日、イラクで中国人8人が武装勢力に拉致された事件について、記者からの質問に答えて次のように語った。
中国はこの事件を極めて懸念している。中国の国民はこれまでずっと、イラク国民に友好的な感情を持ち続け、同情し支持してきた。中国政府はイラク問題の処理に際して、イラク国民の根本利益にずっと着目してきた。拉致された8人はいずれも中国の一般国民で、自らの意思でイラクへ向かった労働者だ。作業がなくなったので車を借りてイラクを離れる途中、拉致された。人質のできる限り早い無事解放を望む。外交部は現在、人質を救うためにあらゆる手を尽くしている。
「人民網日本語版」2005年1月19日