中国国務院の温家宝総理とインドのシン首相は4月11日ニューデリーで『中華人民共和国・インド共和国の共同声明』に調印した。
この声明は「両国の指導者は真摯で友好的かつ建設的な雰囲気の中で、両国関係や共に関心を持つ国際と地域の問題について突っ込んだ意見交換を行い、幅広い共通認識に達した。双方は、中国とインドの関係が全面的発展の新しい段階に入ったと一致して認識しており、両国の指導者は平和と繁栄に向った戦略的協力パートナーシップの構築について合意した。インド側は一つの中国の政策を引き続き遵守し、チベット自治区は中華人民共和国の領土の一部分であり、チベット人がインドで中国に反対する政治活動をすることを許可しないという姿勢を改めて明らかにした。また、双方は両国の国境問題についても意見を交換し、両国関係の全般的利益から出発し、平等で友好的な話し合いを通じて、公平でいずれもが受け入れられる合理的な解決案を探ることで合意した」という内容が記されている。
「CRI」より 2005/04/13