国務院台湾事務弁公室の李維一報道官は13日の定例記者会見で、中国国民党の連戦主席による大陸訪問問題について次のように語るとともに記者の質問に答えた。
全国政治協商会議の賈慶林主席(中国共産党中央政治局常務委員)が先日、中国国民党の江丙坤副主席が団長を務めた中国国民党大陸訪問団と会見した時、中国共産党中央委員会と胡錦濤総書記を代表して連戦主席が大陸を訪問するよう招待した。連戦主席は招待を受け入れ、機会を選んで大陸を訪問したいと表明した。われわれは、連戦主席の来訪が両岸関係の改善と発展に寄与すると考える。われわれは連戦主席一行と(中国大陸と台湾)両岸同胞が関心を抱く問題について幅広く意見を交換したい。
――民進党の蘇貞昌主席も将来、大陸を訪問したいという考えを表明している。これについてどう見るか。
われわれは、民進党が「台湾独立」の党綱領を放棄して「台湾独立」の分裂活動を停止さえすれば、同党責任者の来訪を歓迎すると何度も表明している。
「人民網日本語版」2005年4月14日