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連戦主席「平和と利益共有の両岸関係を願う」

中国共産党江蘇省委員会の李源潮書記は26日午後7時半、中国国民党の連戦主席率いる国民党大陸部訪問団と南京市の金陵飯店で会見した。李書記と連主席は、会見の中でそれぞれ次のように語った。

▽李源潮書記

交流強化、対話と協力が、両岸(大陸部と台湾)の人民の共通の願いだ。連戦主席の今回の訪問は、両岸の経済・政治・文化など各方面の交流の促進、両岸関係の好ましい発展の促進、台湾海峡地域の平和と安定の保護、「台湾独立」を掲げる勢力の分裂への企図を阻止することなど、いずれにも非常に重要な意義がある。

今年は孫中山(孫文)氏の逝去80周年に当たる。両岸の同胞はさまざまな形でこれを記念し、孫中山氏の偉大な業績を追想している。両岸関係の現在の新情勢の中で、孫中山氏への記念となる最良の行動は、両岸の人民による一致団結、「台湾独立」を掲げる勢力の発展への反対と抑制、両岸関係の健全で安定した前向きな発展の推進、孫中山氏が生涯追求した中華民族の統一、民主、富強という偉大な事業を引き続き前進させることである。

▽連戦主席

長期にわたり、われわれは孫中山氏の「天下為公」(天下は公のためにある)、「博愛」、「救国」の精神、特に孫中山氏が臨終の時に残した「平和、奮闘、中国を救う」という願いを受け継ぎ、人民のために活路を探し、歴史に対する責任を担ってきた。

互恵・相互利益、平和・利益共有の両岸関係をいかに推し進め、構築するかということは、われわれ皆にとっての関心事であり、皆が早期実現を望む目標だ。皆が理性、相互信頼、尊重の姿勢で、この目標の実現を粘り強く推し進めれば、両岸の人民に必ず安定、繁栄、希望をもたらせるだろう。

「人民網日本語版」2005年4月27日

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