香港特別行政区の曾蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は27日、「行政機関と立法会はいずれも、多くの市民の福祉を政治の基本とし、市民の要求に積極的に対応する必要がある。こうしてこそ、効果ある管理メカニズムを確立することができ、これを基に香港の安定、繁栄、発展を促すことができる」と述べた。
これは、曾蔭権行政長官が27日、初めて行政長官として立法会会議に出席した際述べたものである。曾蔭権行政長官はさらに「就任してからまず最初に議員たちと会見する時間を持ったのは、行政と立法の良い関係を築こうとする特別行政区政府の願いや、立法会との意思疎通を図るという誠意と決意を実際の行動で示すものだ」と表明した。
「CRI」より2005/06/28