外交部の李肇星部長は14日、ニューヨークの国連本部で「核によるテロ行為制止に関する国際条約」に調印した。
この条約は核によるテロリズムの取締りを目的とする国際条約で、初めて核によるテロ犯罪行為を定義し、現行のテロ取締り条約システムの空白を埋め、国際のテロ取締り法律枠組みを健全化させ、核によるテロ犯罪の防止と取締りに法的根拠を与えた。
中国の王光亜国連大使は、「中国が条約に調印したことは、中国政府がいかなる形のテロリズムにも反対し、国際テロ取締りの法律枠組みの健全化を支持する一貫した立場を示し、テロリズムを取締る決意を表明している。さらに多くの国がこの条約に調印するよう希望する」と述べた。
「CRI」より2005/09/15