朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ国協議の第2段階会議は15日、3日目の日程に入り、参加各国は引き続き話し合いを行った。
米代表団団長のヒル国務次官補によると、米国と朝鮮は同日午前、6カ国協議の再開後2度目の二国間協議を行う。同日夜には、米国と日本の代表団が二国間協議を行う。ヒル国務次官補は、「朝鮮との14日の協議は大きく進展しなかったが、今も大きな自信がある。15日はよりよい話し合いになることを願う」と述べた。
中国代表団の劉建超報道官が14日明らかにしたところでは、同日、中ロ、中米、朝米、朝日、韓ロ、韓日、ロ日、ロ米による二国間会談・協議が、それぞれ釣魚台国賓館で開かれ、第4回6カ国協議に関する重要な問題について踏み込んだ話し合いを行った。
協議の主な焦点は、核兵器の廃棄と核エネルギーの平和利用だ。朝米両国には、核廃棄の範囲と核エネルギーの平和利用、特に軽水炉建設問題でなお意見に隔たりがある。
「人民網日本語版」2005年9月15日