曾慶紅国家副主席は19日、広西チワン族自治区の中心地南寧で、中国・ASEAN博覧会に出席したカンボジアのフンセン首相、タイのソムキット副首相とそれぞれ会見した。
フンセン首相との会見で、曾慶紅副出席は、中国共産党と中国政府は、"隣国と友好関係を結び、隣国の安全を図り、隣国に経済利益をもたらす"という政策に基づき、カンボジアとの各分野の友好協力を強めていくと述べた。
これに対しフンセン首相は、カンボジアと中国両国の指導者の往来は頻繁になり、双方の各分野の協力は速い進展を見せていると述べた。
また、ソムキット副首相との会見で、曾慶紅副主席は、中国側は、終始、相互尊重、平等の対処、互恵という原則を踏まえ。東南アジア諸国連合(ASEAN)との善隣友好関係を発展させており、中国とASEANとの戦略的パートナーシップの発展を絶えず推し進めていくと強調した。
ソムキット副首相は、その際、タイ側は、両国の政府間と企業間の各分野の協力を絶えず発展させていきたいと願っているとの姿勢を示した。
「CRI」より2005/10/20