温家宝総理は14日、初めての東アジアサミットで、閉鎖的、排他的、あるいは特定した側を対象とするいかなる東アジアの協力にも反対すると表明し、東アジア地域における支配的地位を求めることはないとの中国政府の姿勢を強調した。
温家宝総理はまた「中国は、地域協力プロセスにおける開放的な構想を堅持し、開放した地域主義を訴える。中国は、ASEANがこの地域の協力の中で主導的役割を果たすことを引き続き支持し、地域外の国々の合理的利益をも考えてほしい」と述べた。
地域外の国々の参入について温家宝総理は「インド、オーストラリア、ニュージーランドがこの地域の発展を促進し、協力を拡大することを期待している」と表明し、ロシア、アメリカ、EUなどが東アジアとの連携を強化することに歓迎の意を示した。
「CRI」より2005/12/14