外交部の秦剛報道官は5日北京で、日本侵略軍の兵士であった東史郎氏の死去に哀悼の意を表した。
東氏は今月3日日本で死去したものであるが、秦剛報道官はその際、「東氏の侵略の歴史を反省する勇気、平和を守ろうとする正義感、及び中日関係の促進に払ってきた弛まぬ努力は、中国人民の理解と尊重を受けている」と述べた。
かつての南京攻略に参加した東氏は、1987年に南京大虐殺での日本侵略軍の野蛮な行為を著書で告発し、これは南京大虐殺の真相解明での貴重なデータとなっている。
「CRI」より2006/01/06