胡錦濤国家主席は24日、サウジアラビアに対する公式訪問を終え、次の訪問地モロッコ訪問に向いた。
これを前に、胡錦濤国家主席は23日、リヤドで、ダムマンでサウジアラビア石油会社を見学し、スルタン皇太子、諮問評議会のハメイド議長とそれぞれ会談した。
スルタン皇太子との会談で、胡錦濤主席は「サウジアラビアは中東湾岸地域の重要な国であり、地域の平和と安定を維持し、アラブ諸国の団結を促進させ、湾岸地域の一体化建設を促すため大きく寄与した。中国はサウジアラビアとの戦略的な協力関係を強化し、政治交流と相互信頼を強化し、互恵協力、共同発展、相互尊重を強めていく」と述べた。
ハメイド議長との会談で、胡錦濤主席は「中華民族とアラブ民族は悠久な歴史と燦爛たる文明を持っている。さまざまな形による対話と交流を通じて、両国関係を促し、人類文明の進歩及び、協調の取れた世界を建設するために新しく寄与すべきだ」と述べた。
「CRI」より2006/04/24