外交部の劉建超報道官は8日の定例記者会見で、イラン核問題について質問に答えた。
――米国や中国など6カ国が示した新包括案は、ウラン濃縮活動を停止する見返りに、イランの安全を保証すると明言している。確認とコメントをいただきたい。
欧州連合(EU)3カ国と中国、米国、ロシアは先般、イラン核問題の解決に向けた包括案について、ウィーンで合意に達した。すでにEUがイランに同案を通知した。われわれも最近、各国の反応をメディアで見ており、そのいくつかは積極的なものだ。包括案はイラン核問題の平和的交渉による平和的解決を推進する重要な基盤だ。各国が包括案に積極的に応え、交渉の早期再開を実現し、イラン核問題の平和的解決を促すよう希望する。
「人民網日本語版」2006年6月9日