外交部の姜瑜報道官は20日の定例記者会見で、朝鮮によるミサイル試射の可能性が指摘されていることについて質問を受け、次のように回答した。
中国は、朝鮮がミサイルの試射をする可能性があるという報道に注目しているが、具体的な状況はわかっていない。われわれは現在の情勢において、関係各者が、緊張局面の緩和と地域の平和・安定のためになる行動を、多くとることを期待する。
中国は一貫して朝鮮半島の平和と安定のために力を尽くしてきた。朝鮮半島と北東アジア地域の恒久平和を守ることは、各国にとって共通の利益であり、中国は各国と共に、この目標の実現に向かって努力したい。
「人民網日本語版」2006年6月21日