外交部の姜瑜報道官は20日の定例記者会見で、戦略石油備蓄に関するサウジアラビアとの協定の進展について質問を受け、次のように答えた。
中国はエネルギー分野の国際協力を重視している。われわれは一貫して平等互恵の原則に基づく国際エネルギー協力を展開し、相互補完と共同発展を促してきた。サウジアラビアには豊富なエネルギー資源があり、中国もエネルギー分野で独自の強みを持つ。双方は強い補完性を有しており、石油協力の強化は両国の利益に合致する。両国はエネルギー協力を深め、原油取引を拡大するとともに、石油備蓄設備、製油、石油化学、販売などの協力も模索していく。石油備蓄問題についてだが、中国は他の国々と同様に、突発的事件に対応し、石油不足を防止するため、中国の石油備蓄制度を一歩一歩構築し、整備していく。
「人民網日本語版」2006年6月21日