王光亜国連常駐代表は20日、「コソボ問題は、きわめて特殊で複雑であることから、問題を最終的適切に解決するために、国際社会は決意と辛抱強さを持つべきである」と述べた。
これは、王光亜代表が国連安保理でコソボ問題解決について発言した際述べたものである。
王光亜代表はこの中で、「去年の末、コソボの最終的地位に関する交渉が始まってから、国連の斡旋と調整の下で、セルビアとコソボ当局は何回にわたる直接的交渉を行うと共に、いくつかの点で共通の認識に達した。中国は、これが相互理解を増進し、コソボ問題の解決が前向きの方向に発展することにプラスとなると考えている。中国は、このような対話の継続を歓迎し、平和交渉を通じて双方が共に受け入れることが出来る解決方法を見出すことを支持している」と述べた。
「CRI」より2006/06/21