温家宝総理は31日、広西チワン族自治区の中心地南寧で、ブルネイのボルキア首相と会談し、「中国は、ブルネイとの農業科学技術協力を重視し、技術と人材などの面でブルネイに援助を提供したい」と述べた。
温家宝総理は「現在、両国は、いずれも発展のチャンスを迎えている。双方がハイレベルの往来を強め、貿易と投資を拡大し、文化と教育分野における交流を促していくよう期待している」と述べた。
温家宝総理は南中国海問題に触れた際、「中国は、『争議を棚上げにして共同の開発をはかる』ことを一貫して主張している。これは、両国の長期的な利益に符合する。双方は、南中国海の共同開発と協力のための効果的なルートと方法を見出すため努力すべきである」と強調した。
「CRI」より2006/10/31