外交部の姜瑜報道官は7日、北京で行われた定例記者会見で「一日も早く6カ国協議を再開することは、情勢の緩和にプラスとなり、各方面の利益に符合している。これも、国際社会の期待である」と述べた。
姜瑜報道官は「朝鮮核実験の後、朝鮮半島の情勢がさらに敏感で、複雑なものになっている。中国の積極的な努力を通じて、中国、朝鮮、アメリカの6カ国協議参加の代表団の団長は、このほど北京で非公式会議を行い、近いうちに6カ国協議を再開することで合意した。中国は、関係各方面が対話の意向を大切にし、できるだけ早く6カ国協議を再開することを希望する」と語った。
姜瑜報道官は「6カ国協議のプロセスを推進し、朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島と東北アジアの平和と安定を守ることは、中国の一貫した立場である。そのために、中国は積極的に努力している。他の各方面も中国の努力に協力し、共に6カ国協議のプロセスを推進していくことを希望する」と強調した。
「CRI」より2006/11/08