6カ国協議が本日、再開する。韓国とロシアの首席代表は、千英宇・外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長とセルゲイ・ラゾフ駐中国大使にそれぞれ交代した。
米国のヒル国務次官補は「朝鮮が核放棄の問題に真剣に対応すれば協議は良いものになるが、真剣に対応しないのなら何の結果も残さないだろう」と述べた。
朝鮮の金桂冠外務次官は16日、6カ国協議について「まだ楽観視していない」と述べた。また、現在の最大の問題として、米国による対朝敵視政策の変更を求め、「朝鮮側は昨年9月19日の共同声明の核兵器以外の部分について関係各国と話し合うが、米国が対朝制裁を解除することがその前提だ」と強調した。
韓国の千・本部長は「6カ国協議の再開は、参加各国にとって良い機会だ。各国がこの機会を捉え、昨年9月19日の共同声明を基礎に、状況を良い方向に発展させることを希望する。これは各国が共通の政治的意欲を持っているかどうかにかかっている」と述べた。
米国側代表団が北京入りした17日午後には、韓国、中国、ロシアとの2国間協議が相次いで行われた。日本も中国、韓国、ロシアと2国間協議を行った。米朝の2国間協議はまだ確定していない。
「人民網日本語版」2006年12月18日