6カ国協議の記者会見で18日午後、中国代表団の姜瑜報道官が質問に答えた。 
  ――6カ国協議の進展における最大の障害は何か。 
  共同声明履行の具体的な道筋と段取りにおいて、各国間にはなお明らかな溝がある。そのいくつかはかなり深いものだ。これらの溝を埋めるには、各国の粘り強い努力が必要だ。たゆまず溝を狭め、共通認識を拡大することこそが協議の目的だ。各国が政治的な知恵を出し、誠意を示し、互いに歩み寄り、相互信頼の増進を基礎に共に努力し、朝鮮半島の非核化という目標に向けて、一歩一歩邁進することを希望する。 
  情況が困難で、問題が複雑であるほど、われわれの辛抱強く積極的な姿勢が必要だ。どんな状況が現れようと、朝鮮半島の非核化という目標を揺るがすことはできないし、朝鮮半島核問題の対話による平和解決への自信と決意を揺るがすこともできない。 
  「人民網日本語版」2006年12月19日