全人代常務委員会の呉邦国委員長は8日北京で、「中国とウクライナの協力関係は持続可能な発展を実現するために、多くの有利な条件を持っている。双方が体制を整備し、新たな方式を作り出し、分野を拡大し、両国の平等互恵な協力関係が安定して前向きな発展を遂げるよう期待する」と述べた。
これは呉邦国委員長が中国を訪問中のウクライナ下院のカルドーゾ議長と会談した述べたものである。議会関係に触れた際、呉邦国委員長は、「中国全人代はウクライナ議会と国の施政や民主法制建設などの面における交流を強め、政党間、企業間、及び地方と地方との交流と協力を推し進め、両国の実務的な協力を強化するためにあらたな貢献をしていきたい」と述べた。
これに対して、カルドーゾ議長は、「ウクライナ議会はこれまでどおり中国全人代との友好交流を強め、両国の経済貿易など各分野における実務的な協力を推し進めていきたい」と述べた。
「CRI」より2007/01/09