唐家セン国務委員は17日、北京で、欧州連合(EU)のワルドナー対外関係委員と会談した。会談の中で、唐家セン国務委員は、「中国とEUの関係を発展させるには、大局から出発し、戦略的な共通認識を拡大しなければならない」と語った。
唐家セン国務委員はまた、「現在、中国とEUの関係発展は好ましい勢いを保っている。重大な国際問題や地域問題における交流と協力が緊密になり、グローバルな課題に対する共通認識が増えている。双方がパートナー協力協定を結ぶことは中国とEUの全面的戦略パートナーシップの深化と発展に重要な意義がある。建設的な態度や、平等互恵の原則に基づき、長期的かつ安定した関係発展を確保するための協定を結ぶために積極的に努力していきたい」と語った。
これに対し、ワルドナー委員は、「中国は急速に発展しており、EUも拡大し変化している。これは双方関係の深化に良いチャンスを提供している。EUは中国とともに双方の関係発展に絶えず努力していきたい」と語った。
「CRI」より2007/01/18