全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は1日北京で、ポルトガルのソクラテス首相と会談した際、「中国とポルトガル双方が協力分野を拡大し、協力レベルを向上させ、両国関係の発展を促がすよう期待している」と述べた。
呉邦国委員長は「いま、中国とポルトガルの関係は好調に発展している。両国の良好な政治関係は、双方の経済協力と貿易、文化、教育、科学技術など分野での交流と協力を力強く推し進めてきた。中国全国人民代表大会は、ポルトガル議会との交流と協力を強化し、共に関心を寄せる問題について意見を交換し、両国関係の全面的な発展に新しい活力を注いでいきたい」と述べた。
これに対して、ソクラテス首相は、「ポルトガルは、中国を良き協力パートナーと見なしている。中国との相互信頼を一層深め、経済協力と貿易などの分野での協力を強化し、両国議会間の連携強化を積極的に支持し、両国関係の絶えない発展を共同で推し進めていきたい」と述べた。
曾慶紅国家副主席もこの日、ソクラテス首相と会談し、「中国は、政治、経済協力と貿易、投資、文化、教育など分野における両国の協力を強化していきたい」と語った。
「CRI」より2007/02/02