朝鮮半島の核問題を巡る第5回6カ国協議の第3段階会議が昨日(8日)北京で開幕し、中国代表団の武大偉団長は開幕式で次のようにスピーチした。
今日は再び北京で再会し、共同声明の実施について引き続き意見交換をおこなうことは重要な意義がある。
第2段階の会議では、それぞれが共同声明実施の措置と初期段階のそれぞれの行動について有益な検討を行い、会議後においてもそれぞれがさまざまな形の交流と協調を行い、特に米朝間では成果のある接触が行われた。これらの努力は、今回の会議のために着実な基礎を打ち固めることになった。
武大偉団長は、会談の促進のために建設的努力を払ったそれぞれの側を高く評価し、「それぞれがこれまでの会議といろいろな形の二国間接触という基礎の上で、新たな努力を払い、今回の会議を共同声明実施の望ましい発端にし、朝鮮半島の非核化実現のプロセスにおける新たなきっかけとなるよう心から願っている、と語った。
「チャイナネット」2007/02/09