外交部の定例会見で8日、姜瑜報道官が質問に答えた。
――カナダのグローブ・アンド・メール紙の報道によると、烏魯木斉(ウルムチ)法院(裁判所)が「カナダ国民」のフセイン・セリル氏に対するテロ関与容疑の審理を開始したことで、カナダ大使館の職員が傍聴を求めている。中国側の立場は。
玉山江(フセイン・セリル)は中国国民で、国連が認定した国際テロ組織「東トルキスタン・イスラム運動」の中核メンバーであり、一連の暴力的なテロ組織活動に関与した容疑がかかっている、国際指名手配犯だ。中国側の関係機関は現在、法に基づいて本件を審理している。カナダ側の要求に関してだが、玉山江は中国国民であるため、「中国・カナダ領事協定」は適用されない。
「人民網日本語版」2007年2月9日