朝鮮半島核問題に関する6カ国協議に出席するロシアのロシュコフ団長は11日、ホテルを離れて会場の釣魚台国賓館に向かう際、記者に対し「現在、各国はまだ朝鮮に対する援助の額や方法などの問題について一致に達していない」ことを明らかにした。
ロシュコフ団長はまた「今日の会議では、引き続き今までの一連の問題を討議する。合意文書草案の修正案を出す可能性もある」と述べた。
また、ロシュコフ団長は「もし、今回の6カ国協議で進展を遂げなければ、各国が真剣に考慮した上で、これからの会談の再開を考える必要がある。いずれにしても、朝鮮半島核問題の解決を放棄することはできない。各国がさらに頻繁に会談すべきだ」と述べた。
「CRI」より2007年2月11日