19日の新聞『人民日報』によると、広東省の深セン市の多くの市民は、中国の偉大な指導者であったトウ小平氏の逝去10周年を記念するため、市内にあるトウ小平氏の大型画像の前で記念撮影を行った。
このトウ小平氏の大型画像は、中国の改革開放政策実施開始のしるしとされてきた。19日は、トウ小平氏逝去10周年にあたり、普段より多くの人が記念写真を撮りに来た。
トウ小平氏が企画し指導した中国の開放改革政策など経済発展の諸政策は中国の発展に大きな影響を与えたため、中国ではいまでも多くの人がトウ小平氏を偲んでいる。
また、全国人民代表大会常務委員会委員でもある香港ゴールドライオンの蔡憲梓会長は記者のインタビューに答え、「トウ小平氏がいなければ、中国と香港の今日の発展と成果はありえない 。トウ小平氏の「一国二制度」で、香港の主権が取り戻され、香港の繁栄と安定も保障されている」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年2月19日