ロシア外交部の公式ウェブサイトが21日に伝えたところによると、ロシアのラフロフ外相はこのほど海外メディアのインタビューを受け、「中国は地域と世界の平和・安定にとって重要な要素の1つ」と答えた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
ラフロフ外相は次のように述べた。
中国は1970年代末からの改革開放政策により、社会経済が安定的かつ急速に発展し、今日では大国の1つに数えられるようになった。中国は地域および世界的事務において建設的かつ、ますます重要な役割を果たしつつある。
中国は国内の発展に力を入れると同時に外部世界との関係改善に努め、歴史的な根源を持ついくつかの問題を抱えながらも、調和をとり、問題を減らしてきた。中国の活力にあふれた発展は、予測できる未来において続くが、中国の経済的実力の向上は新たな『冷戦』の脅威を作り出すことはないだろうと認識するに足りる十分な理由がある。
「人民網日本語版」2007年2月23日