外交部の秦剛報道官が27日午後の定例会見で記者の質問に答えた。
――6カ国協議の各国は前回協議で、5つの作業部会を設置することで合意した。来月米国で開催される見込みの「朝米関係正常化」作業部会の会合に、中国は何を期待するか。
朝米協議の問題に関しては、前回の6カ国協議で閉幕後に、共同声明履行の初期段階措置に関する共同文書が発表された。同文書では「米朝関係正常化」作業部会の設置が定められ、かつ米朝共に2国間協議の早期開始を受け入れている。われわれは、「9・19共同声明」履行の初期段階措置として米朝協議が朝鮮半島非核化への重要なステップとなるよう、また米朝両国が懸案となっている未解決の2国間問題を解決し、両国関係の全面的な正常化へと進むよう希望する。
「人民網日本語版」2007年2月28日