「ロシアにおける中国年」の開幕式に出席することを前にして、胡錦涛主席はこのほど北京でロシアの主要マスコミ6社の取材を受け、今年の下半期に開催される中国共産党第17回全国代表大会について、次のように答えた。
今回の大会の開催は全国各民族の人民を率いて「小康社会(ややゆとりのある社会)」を建設し、社会主義調和社会の構築を速めることにとって非常に重要な意義がある。
先般閉幕した全国人民代表大会と政治協商会議の年次大会は昨年の活動を総括し、今年の活動を配置するものであった。われわれは科学的発展観を全面的に貫き、引き続きマクロ調整を改善し強化し、経済構造の調整と成長パターンの転換に力を入れ、社会の発展と民生問題の解決を促し、経済社会の発展を着実に科学的発展の軌道に乗せることを重要視している。中国共産党は中国各民族の人民とともに努力し、必ず優れた成果をもって党大会の開催を迎えることができると確信している。
中国共産党の党規約にもとづいて、第17回全国代表大会は第16期中央委員会と中央規律検査委員会の報告をそれぞれ聴取し、審議し、新しい中央委員会と中央規律検査委員会を選出し、それ以後の中国の改革開放と現代化建設について全面的に布石をおこなうことになっている。
「チャイナネット」2007/03/28