外交部の姜瑜報道官は15日の定例会見で、22日から23日にかけてワシントンで開催される第2回中米戦略経済対話について質問を受け、次のように答えた。
中米双方は「サービス業、投資と透明度」「エネルギーと環境」「バランスが取れた成長」「イノベーション」などの議題について話し合う。中国側は今回の対話を通じて、米国側と共に関心を持つ問題について踏み込んだ意見交換を行い、さらに共通認識を拡大し、両国間の各分野における相互信頼と協力を深め、経済貿易関係と建設的協力関係の前向きな発展を促すことを希望する。
両国間の経済貿易協力の主流は互恵共栄だ。近年、両国間の経済貿易協力は急速に発展し、互いに第2位の貿易相手国となり、昨年の2国間貿易額は2626億8千万ドルに達した。これは国交樹立初期の100倍以上だ。両国の経済貿易は補完性が強く、協力には大きな潜在力がある。われわれは、両国間の協力が急速に発展する過程で、いくつかの問題や摩擦が現れることは、避けられないと考えている。双方が率直で誠意ある対話と対等な協議の精神に基づき、理性的な態度によって問題を効果的に解決し、経済貿易関係の健全で安定した前向きな発展を促すことを希望する。
「人民網日本語版」2007年5月16日