中英両国のマルクス主義研究者らによる学術セミナーがロンドンで18日と19日の2日間にわたって行われた。中英両国のマルクス主義研究者が学術交流活動を行うのは今回が初めて。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
セミナーはロンドン市の中心部にあるマルクス記念図書館で行われ、中国中央編訳局、復旦大学、英国ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ、英国ブリストル大学から学者が参加したほか、英国出版界、教師組合からも参加し、「現代マルクス主義と人の全面的な発展」というテーマをめぐり交流を行った。
両国の学者らはポスト工業化、グローバル化、気候の変動などの問題をめぐる、マルクス主義の現代社会発展に対する指導的意義について討論し、マルクス主義は「21世紀の人類の正しい発展を指導する思想」という見解で一致した。双方は次回のセミナーを来年中国で行うことを決定した。
「人民網日本語版」2007年5月21日