第2回「中米戦略経済対話」が米国時間22日午前から、ワシントンで開催される。中国側は呉儀副総理、米国側はポールソン財務長官が、それぞれ両国元首の特別代表として対話を主宰する。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。
今回は前回の対話で合意した作業計画の進捗状況を初めて確認。「サービス業」「投資と透明度」「エネルギーと環境」「バランスある成長とイノベーション」が中心議題となる。このほか、人民元の為替レートも主要議題となる。
2日間にわたって開かれる今回の戦略経済対話は、昨年の第1回中米戦略経済対話の継続と位置づけられる。開幕式ではキッシンジャー元米国務長官がスピーチを行い、その後、呉副総理とポールソン長官だけで25分間会談。さらに、各テーマをめぐって代表団間で対話が行われる。
写真:空港で呉副総理を歓迎するポールソン長官
「人民網日本語版」2007年5月22日