中国外交部の姜瑜報道官はアメリカが発表した2007年度の「中国軍事力年次報告」について、記者の質問に答えた。
その中で、姜瑜報道官は「アメリカ国防総省が発表したこの報告は、中国の軍事力と軍事費用を大げさにしたのは、別の狙いがある。『中国脅威論』を散布し続けることは、国際関係の準則に著しく違反するだけでなく、中国の内政に対する干渉でもある。これに対して、中国側は強い不満を示し、断固反対する」と述べたあと、「中国はアジア太平洋地区および世界の平和を促進する重要な力である。国家の安全と領土保全を維持するのは主権国家の職責である。『中国脅威論』は完全に間違ったもので、また無駄なものである」と指摘した。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年5月29日