外交部の楊潔コ外交部長とコスタリカのスタグノ外相は6月1日、両国政府を代表して北京で「中華人民共和国とコスタリカ共和国の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」に調印、大使を交換することが決まった。両国政府は北京時間の6月7日に、この決定を発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国・コスタリカ共同コミュニケの主な内容は次の通り。
コスタリカ政府は、世界に中国は1つだけであること、中華人民共和国政府が全中国における唯一の合法的政府であること、台湾が中国の不可分な一部であることを承認する。
両国政府は、相互の主権と完全な領土の尊重、相互不可侵、相互不干渉、平等互恵、平和共存の5原則を基礎に、両国の友好的協力を発展させていくことで合意した。
写真:調印後に握手する楊部長とスタグノ外相
「人民網日本語版」2007年6月7日