G8・主要8カ国の首脳は8日、中国、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコ5つの発展途上国の指導者とともに、ドイツのハイリゲンダムで会合を行った。会合後の声明によると、双方は今後、気候変動やエネルギーおよび投資促進などの面で協力を強化していくことで合意した。
気候変動について、声明は「双方は『国連気候変動枠組条約』に対する約束を再び強調するとともに、温室効果ガスの排出削減で力を尽くす考えを示した」としている。また、条約の締約国に対して、各国との交渉に積極的に参加し、12月にインドネシアで開かれる気候変動枠組み条約第13回締約国会合で大きな進展を遂げるよう呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年6月9日