新中日友好21世紀委員会の第6回会合が9日、秋田県小坂町で開催された。中国改革開放フォーラムの鄭必堅・理事長が中国側座長、富士ゼロックス株式会社の小林陽太郎・首席顧問が日本側座長として、代表団を率いて参加した。
鄭理事長は会議上で、「温家宝総理は今年4月に『氷を溶かす旅』をテーマに日本を訪問した。これにより、両国関係の改善・発展の流れが堅固なものとなり、双方は戦略的互恵関係の内容・枠組みについて重要な共通認識に達し、中日関係はさらなる高みに到達した」とし、「今回の会議では、新たな情勢の下での新課題について積極的に検討し、中日関係の発展のために、さらに良いアイデア・建議を提起していきたい」と述べた。小林首席顧問は安倍首相から会議に寄せられた祝辞を読み上げた。
会議期間は2日間。双方の委員は、中日関係の現状と政治的相互信頼の強化、中日の戦略的互恵関係と重大かつ敏感な問題の適切な処理、両国の各分野での交流の拡大・深化と協力などについて討論を行い、具体的な建議を提起する。
「人民網日本語版」2007年6月10日