外交部の楊潔チ部長は18日、北京で、「中国がアフリカとの関係を発展させることは、単に自国の利益を図るためではなく、友好と平等互恵の基礎の上に立って双方の共同の進歩と発展を実現させたいためである」と述べた。
楊潔チ部長は招きに応じて、アフリカの中国駐在使節団が開いた晩餐会に出席した際、「中国とアフリカの団結と協力を絶えず強化することは、中国の独立自主の平和外交政策の重要な内容であり、中国が平和と発展の道を歩み、調和のとれた世界を建設するに当って必然的な選択でもある。中国はこれまでと同じように、アフリカ諸国との友好協力関係の発展を重視し、アフリカ人民の良き友達であり、良きパートナーとなる」と述べた。
これに対して、アフリカの中国駐在使節団の団長であるカメルーンのエティアン中国駐在大使は、「国際情勢がいかに変わっても、相互信頼と平和共存の五原則の上に確立した中国とアフリカの友好協力関係は変わることはない。アフリカ中国駐在使節団は中国と密接に協力し、双方の関係を強化するために怠ることなく努力していく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/06/19