全国人民代表大会常務委員会の司馬義・艾買提(イスマイル・アマット)副委員長は南京で20日、アジア欧州会議(ASEM)の第3回「異なる信仰間の対話」開幕式に出席し、スピーチした。
艾買提副委員長は「深く進行するグローバル化を背景に、異なる文明間の対話を強化し、異なる信仰間の調和的共存を促進することは、世界の平和と安定の維持にとって、極めて切実な現実的意義を持つ。ASEM各国は平等互恵を基礎に、率直で誠意ある、実務的な対話を行い、さらに平和で安定した、繁栄と調和のある世界の構築のために、積極的な貢献を果たしていくべきだ」と述べた。
さらに「中国は多様な宗教を擁す国であり、各宗教は睦まじく共存し、危険や困難にある人を助け、人々のことを気遣う良き伝統を存分に発揚し、調和ある社会と世界の構築に積極的に参加している」と強調した。
「人民網日本語版」2007年6月21日