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北京市、食品安全法を初めて制定へ

北京市は今年、食品安全法を初めて制定し、食品市場の監督管理を法体系に組み入れる計画という。関連部門は20日午前、「北京市食品安全条例(草案)」が来月、市人民代表大会常務委員会の審議にかけられる見通しを明らかにした。「法制晩報」が伝えた。

北京市人民代表大会常務委員会で審議予定の同「条例(草案)」の主な内容は次の通り。

▽違法行為に対する罰金最高額が現行の5倍に引き上げられる。

▽違法販売業者の市場撤退制度が盛り込まれる。

▽許可証あるいは営業許可証が取り上げられた企業の法定代表人または責任者は、向こう3年間、食品生産経営企業の法定代表人または責任者になることは許されず、刑事責任を問われた場合は、永久に食品の経営活動に従事することが禁止される。

▽食品生産経営者が自社製品に危険性が潜んでいる可能性を発見した場合、自主的にリコールを行わなければならない。

▽自主リコールを実施した企業に対しては、法に拠る行政処罰の軽減・免除が適用される。

(編集KM)

「人民網日本語版」2007年6月21日

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