中国共産党中央紀律委員会の副書記を務める中央商業賄賂取締り指導チームトップの何勇氏は27日、「賄賂の取締りにさらに力を入れる」と強調した。
これは、何勇氏が北京の関連会議で指摘したもので、現在の賄賂案件は一部の分野や業界で依然として多く見られ、一部の公務員たちも関わっており、取り締まりを厳しくする必要があるとの考えを示した。
何勇氏はさらに、「今後、賄賂犯罪の刑事処罰に力を入れ、行政処罰の手段も取り入れ、賄賂行為を規制していく」と述べた。
なお、昨年、中国で摘発された賄賂案件は9000件あまりとなった。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年6月28日