外交部の定例会見で3日、秦剛報道官が質問に答えた。
――楊潔コ外交部長が訪朝しているが、誰と会談したのか。朝鮮側にどのようなメッセージを伝えたのか。朝鮮半島の核問題と6カ国協議に新たな進展はあったのか。
周知のように楊部長は現在訪朝中だ。わたしが把握した最新情報では、楊部長は本日午前に朴義春外相、さらに金英日首相と会談した。
朴外相との会談では、共に両国関係を積極的に評価し、中朝協力の強化で共通認識に至った。両外相は、外務省間の対話を強化し、両国関係、および共通関心事である国際・地域問題について即時に意見交換すること、潜在力の一層の発掘に努め、経済・貿易面の互恵協力を強化し、両国人民に幸福をもたらすことで一致した。このほか、文化、教育、観光面の交流と協力の強化でも合意した。朝鮮半島の核問題については、共に努力し、今年2月の共同文書を履行し、6カ国協議プロセスを推進すべきとの認識で一致した。
金首相との会談では、経済・貿易協力の強化について重点的に意見交換した。3日午後には、朝鮮の指導者である金正日総書記と会談することになった。関係情報は、すみやかに発表する。
「人民網日本語版」2007年7月4日