第10期全国政治協商会議(全国政協)常務委員会の第18回会議が4日開幕した。各委員が普段着で出席し、空調設定温度も初めて26度に引き上げられたことが目を引く。「中国新聞網」が伝えた。
香港の徐展堂委員は「地球温暖化が進み、エネルギーもひっ迫しているのに、スーツ姿での出席を会議に求めるのは不合理。普段着の着用は、エコロジカルな省エネ、環境保護アクションの1つで、それを自分で実践できることをとても嬉しく思う」と語る。衣服は清潔できちんとしていればそれで良く、実務的だという考えに、香港の他の委員も賛同しているという。
全国政協弁公庁によると今回の措置は、国の省エネの呼びかけに応え、全国政協機関の省エネ事業を推進し、省エネ社会の建設における政協機関の模範的役割を一層発揮するために行われた。
「人民網日本語版」2007年7月5日