中国とタイは広州で16日、陸軍特殊部隊の合同訓練を開始した。中国軍が外国の軍隊と合同訓練を実施するのは初めてだ。「中国新聞網」が伝えた。
合同訓練のコード名は「突撃2007」。両国の陸軍特殊部隊が混合部隊を編成し、3段階構成で実施される。テロの脅威への対応を想定し、テロに対する特殊部隊の基礎戦術と応用訓練に重点が置かれる。訓練は29日までで、両国の視察団も参加する。
今回の合同訓練は中国軍の歴史上初めてのことで、外国軍との交流の新分野の開拓、実務協力の深化にとって積極的な意義を持ち、さらに開放され、透明で、協力的な中国軍の姿を示すものだ。中タイ両国の戦略的協力関係を強化し、防衛分野の交流と協力を拡大し、安全保障上の非従来型の脅威に共同で対処し、地域の平和と安定を守ることにつながる。
「人民網日本語版」2007年7月17日